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IDA設立60周年:貧困と闘い続けて
IDAは過去60年間にわたり、最貧国の信頼できるパートナーとして、世界規模の課題に率先して取り組んできました。このタイムラインでは、IDAの歴史を成果をもとに振り返ります。
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明らかになる新型コロナウイルス危機
この数カ月におけるIDAの支援は、規模、スピード、選択力を持って進んでいます。 IDAは費用対効果を継続するとともに、優位性を活かした方法で感染危機に立ち向かう国々を支援します。
成果
IDAに寄せられた謝辞
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オディール・ルノーバッソフランス国庫総局長、2019年10月
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ハリド・ビン・スライマーン・アルフダイリサウジ開発基金副理事長兼専務理事、2019年10月
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サイモン・スティールグレナダ気候強靱性大臣、2019年10月
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アブディラフマン・ドゥアレ・ベイレソマリア財務大臣、2019年10月
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エクリル・アフマド・ハキミアフガニスタン財務大臣、2016年7月
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アマラ・M・コネーリベリア財務大臣、2013年6月
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財務大臣・中央銀行総裁会議コミュニケ、2010年10月
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G20ソウル・サミット文書、2010年11月
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ジャカヤ・ムリショ・キクウェテ タンザニア連合共和国大統領2010年7月30日、ガーディアン紙
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リベリアのような脆弱国は基盤整備に向けて、世界銀行の支援を必要としています。既に、堅固な経済政策、効率的な資源配分、能力開発に基づいた基盤整備が実施されています。リベリアの復興の道のりにおいて、世界銀行がこれまでにしてくれたすべてに対し、また世界銀行を支援するパートナーの皆様に対し、賛辞を呈するとともに深く感謝申し上げます。
エレン・ジョンソン・サーリーフリベリア大統領、2010年6月30日にマリ・バマコで行われたパネルディスカッション -
非常に単純なことです。IDAはなくてはならない存在です。IDAの融資が、貧困から脱し、持続的な成長を望む国々にとって不可欠なツールを提供します。貿易や投資の障壁を低くし、民間部門の成長を支援し、将来の市場を開き、人々に成功のチャンスを与えることにより、私たちの基本的価値に貢献しています。
ビル・クリントンアメリカ合衆国大統領、1995年年次総会 -
IDAは、社会インフラや人材開発に不可欠な資金、および世界の最貧困国における政策やプログラムの開発設計に関連する援助を提供しています。国際社会がこの地球上から破壊的な貧困を撲滅することを真剣に考えるならば、IDAを支援し、十分な資金を提供すべきです。
マンモハン・シンインド大蔵大臣、1994年年次総会 -
イギリスは以前からずっとIDAの強力な支援者です。IDAは最貧困国へ資源を届ける非常に効率的な手段であると考えています。
ナイジェル・ローソンイギリス財務大臣、1983年年次総会 -
国際金融公社(IFC)と国際開発協会(IDA)の設立は、国際金融協力が年々、実質的かつ強力になってきていることの明らかな証拠です。
池田勇人日本国内閣総理大臣、1964年年次総会 -
経済的には健全であるにもかかわらず、既存の国際機関による資金調達が不可能な開発プロジェクトが多数存在することが認識されています。こうした状況に対応するため、世界銀行の米国代表は、世界銀行の関連機関として国際開発協会(IDA)の設立を提案しています。
ドワイト・D・アイゼンハワーアメリカ合衆国大統領、1959年年次総会
インタラクティブ年表
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Apr 2020新型コロナウイルスによる危機
世界銀行グループは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による途上国への対応強化を目的とした初の緊急支援を開始しました。 世銀グループは、貧困層や脆弱層を保護し、経済回復を促進するために、今後15カ月で最大1,600億ドルを提供する予定です。
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Dec 2019国際社会が世界の最貧国支援へのコミットメントを誓約
世界銀行の開発パートナーである各国政府は、極度の貧困撲滅に向けた取組みの勢いを持続するため、世界銀行の最貧国向け基金である国際開発協会(IDA)に対し新たに820億ドルを拠出することを発表しました。
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Apr 2018国際開発協会(IDA)が資本市場にデビュー
国際開発協会(IDA)は資本市場で初のベンチマーク債を発行し、世界各国の投資家から総額15億ドルの資金を調達しました。
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Dec 2016民間セクター開発支援の新アプローチ
世界銀行グループはIDA借入国、特に脆弱・紛争国(FCS)にさらなる民間投資を呼び込むため、IDA18の一環として、25億ドルの「民間セクター・ウィンドウ(PSW)」を創設しました。
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Sep 2016国際開発協会(IDA)がトリプルAの格付を取得
IDAはムーディーズ社とスタンダード&プアーズ社からの格付け取得により、清潔な水の供給をはじめ、難民のための機会創出、自然災害対応など、世界の最貧国で暮らす人々の生活向上に向けた様々な支援の原資を資本市場で調達できるようになりました。
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Dec 2015エボラ復興に資金11億7,000万ドルを動員
IDAは、感染の拡大防止、公衆衛生制度の改善、経済的影響に対処している国々を支援するために資金11億7,000万ドルを動員しています。
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Apr 2014ルーマニア、世銀の最貧国向け基金であるIDAに資金供与国として参加
ルーマニアのIDAへの加盟は、貧困国の開発において新興国が重要な役割を果たすようになってきていることを明らかにしています。
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Dec 2013極度の貧困の撲滅に向けて過去最大の支援
先進国と途上国で構成されるドナー各国は厳しい経済環境にもかかわらず、極度の貧困撲滅の加速に向けて、過去最大の520億ドルの増資に合意しました。
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Jul 2013今こそ、貧困撲滅のとき
重債務国の救済から、アフガニスタンの再建、近年の世界規模の食糧/経済危機まで、世界は引き続きIDAが重大な問題に対処することを期待しています。
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May 2013脆弱国20カ国のミレニアム開発目標達成に進展
紛争影響下の脆弱国20カ国が政治的・経済的課題を抱えながらも最近、ミレニアム開発目標(MDGs)の少なくとも1つ以上の目標を達成しました。紛争影響下の脆弱国における世銀業務の大部分は、世銀の最貧国向け基金である国際開発協会(IDA)の支援を受けています。
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Mar 20132030年までに極度の貧困を撲滅
ジム・ヨン・キム世界銀行グループ総裁は国際社会に対して2030年までに極度の貧困を撲滅するという、この歴史的な機会を逃さぬよう求めています。この実現に向けて、国際開発協会(IDA)が中心となり、多大な尽力をしています。
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Nov 2012ミャンマーと世界銀行が再び連携
IDAによる8,000万ドルの贈与が、500万人分の電力に相当する120メガワットの電力供給を助け、これまで4人に1人しか電力が供給されていなかったミャンマーの暮らしと経済を一変させます。
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Nov 2012進捗を評価し、次のステップへ
IDA15の残りの期間(2010年1月から2011年6月まで)について低所得国を危機的状況から保護するための13億ドルのパイロット版危機対応融資制度が設置されました。
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May 2012干ばつの被害者支援
「アフリカの角(アフリカ北東部)」地域では1,700万人以上が、60年来で最悪の干ばつの深刻な影響を受け、飢餓が広範囲に蔓延して多数の死者が出ました。農家自身の消費する作物や家畜も失われました。IDAは影響の軽減に向けて、危機対応融資制度を通じて2億5,000万ドルを拠出しました。
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Dec 2011危機対応資金供与の迅速化
IDAは、危機的状況や緊急事態発生直後の国に対する資金供与のための新しいメカニズムを承認しました。この即時対応メカニズムにより、IDA加盟国は、対象となる危機的状況や緊急事態の発生時に、各自のIDAプロジェクトのポートフォリオの未分配資金の一部をすぐに利用することができるようになります。
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Nov 2011透明性で世界の第1位に
IDAは、ガバナンス・援助効果・情報へのアクセスを調査するシビルソサエティ団体「Publish What You Fund」(本拠:英国)による援助の透明性ランキングにおいて、58のドナー機関中第1位に選ばれました。
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Dec 2010新分野の課題に重点
IDA第16次増資期間中、IDA交渉官と借入国代表は、IDAがこれまで以上に開発成果に重点を置き、特にジェンダー、気候変動、紛争影響下の脆弱国および危機対応を重視していくことに合意しました。
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Dec 2010最貧国のための基金を増資
IDA増資額が記録を塗り替え、493億ドルに達しました。ドナー国が約束した拠出は今後3年間に途上国のミレニアム開発目標達成に向けた前進を促進するために役立てられます。
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Dec 2009韓国が未払負債を繰り上げ返済
韓国は総額3,350万ドルの未払い負債をすべて繰り上げ返済し、IDAで初めて借入国から資金供与国となりました。
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Dec 2009危機対応
IDA15の残りの期間(2010年1月から2011年6月まで)について低所得国を危機的状況から保護するための13億ドルのパイロット版危機対応融資制度が設置されました。
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Dec 2007IDA15で過去最高のドナー拠出額
IDA第15次増資でのドナー拠出額が過去最高の251億ドルに達し、増資総額は416億ドルとなりました。
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Dec 2007リベリアがIDAに対する延滞金を清算
リベリアが世銀に対する期限経過債務4億ドルを全額清算したことで、世銀との関係が「正常化」され、重債務貧困国(HIPC)および多国間債務救済イニシアティブ(MDRI)の両プログラムの下での全額債務削減の適格国となりました。
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Jul 2006多国間債務救済イニシアティブ(MDRI)の立ち上げ
MDRIによりIDAは債務削減のために40年間で約370億ドルを提供する見込みです。これはIDAがHIPCで承認済みの約170億ドルの債務削減に付加されます。
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Feb 200520年ぶりの大幅増資
IDA第14次増資の増資総額はIDA第13次増資から25%増の340ドルに達しました。このうちドナー国40か国からの拠出が180億ドルでした。
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Jul 2002IDA12への参加拡大
IDA第12次増資ではドナー国39か国からの拠出が130億ドルに上り、増資総額は前回増資から18%増の230億ドルとなりました。
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Jan 2002成果評価システムの導入
IDAが借入国の成長や貧困削減にどの程度役立っているかを評価すると共にドナー資金の効果的な利用を示すため、IDAが成果評価システムを導入しました。
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Feb 2000債務削減
ウガンダが重債務貧困国(HIPC)イニシアティブの適用第1号として債務削減パッケージを受けました。2000年にはHIPCの下でIDA適格国22か国が総額370億ドルの債務削減を受けました。
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Nov 1996HIPCファシリティの立ち上げ
世界の最貧国の債務削減支援のため、重債務貧困国(HIPC)ファシリティが資本5億ドルで設置されました。
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Dec 1992IDA第10次増資が完了
IDA10では、ドナーが貧困削減プログラムへの融資拡大を求め、220億ドルが調達されました。
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Mar 1990債務削減ファシリティが開始
ボリビアが債務削減ファシリティの適用第1号となり、対外債務返済のために910万ドルを受領しました。
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Dec 1989IDA第9次増資で過去最高額
1991年から1993年を対象とするIDA9で、ドナー国31か国およびスイスから過去最高となる155億ドルが拠出されました。
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Aug 1989債務削減ファシリティの設置
IDA適格国の対外商業債務返済を助けるファシリティが設置されました。現在までに22か国で25件のプロジェクトを支援しています。
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Sep 1982「IDA Retrospective」を刊行
厳しい経済情勢に直面し、A・W・クローセン世界銀行総裁がIDAの業績に関する調査を命じました。
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Aug 1982新規ドナーがIDA増資に拠出
総額126億ドルが調達されたIDA第6次増資では、既存ドナー26か国に加えて新たに7か国(アルゼンチン、ブラジル、ギリシャ、メキシコ、ポルトガル、ルーマニア、ベネズエラ)が拠出しました。
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Jan 1974オンコセルカ症の撲滅
オンコセルカ症根絶を目指した国際的連携がアフリカの11か国で開始されました。2002年までに、この衰弱性疾患から数百万人を救うことに成功しました。この取組みにより、かつてオンコセルカ症感染が広がった250万ヘクタールの土地で農業への道が開かれることにもなりました。オンコセルカ症撲滅のために構築された流通網は、今後、他の重大な介入策の提供にも利用されます。
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Jan 1971IDAの最初の復興融資
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May 1961ホンジュラスが最初のIDA融資を受領
最初のIDA融資(融資第0001号)の借入国はホンジュラスで、高速道路の建設・保守のため900万ドルを受領しました。
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Sep 1960IDAの活動開始
当初資本金9億1270万ドル、加盟国15か国でIDAが設立されました。現在、IDAは世界の最貧国79か国に対する最大級の援助機関であり、最貧国における基本的な社会サービスのためのドナー資金の提供機関としては最大となっています。
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Feb 1960IDAの目的を定義
世界の低開発地域に対して無利子の贈与や融資など柔軟な条件で資金を提供することにより経済開発の促進と生活水準の向上を図ることが、IDAの目的です。
インタラクティブ年表
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Apr 2020新型コロナウイルスによる危機
世界銀行グループは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による途上国への対応強化を目的とした初の緊急支援を開始しました。 世銀グループは、貧困層や脆弱層を保護し、経済回復を促進するために、今後15カ月で最大1,600億ドルを提供する予定です。
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Dec 2019国際社会が世界の最貧国支援へのコミットメントを誓約
世界銀行の開発パートナーである各国政府は、極度の貧困撲滅に向けた取組みの勢いを持続するため、世界銀行の最貧国向け基金である国際開発協会(IDA)に対し新たに820億ドルを拠出することを発表しました。
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Apr 2018国際開発協会(IDA)が資本市場にデビュー
国際開発協会(IDA)は資本市場で初のベンチマーク債を発行し、世界各国の投資家から総額15億ドルの資金を調達しました。
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Dec 2016民間セクター開発支援の新アプローチ
世界銀行グループはIDA借入国、特に脆弱・紛争国(FCS)にさらなる民間投資を呼び込むため、IDA18の一環として、25億ドルの「民間セクター・ウィンドウ(PSW)」を創設しました。
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Sep 2016国際開発協会(IDA)がトリプルAの格付を取得
IDAはムーディーズ社とスタンダード&プアーズ社からの格付け取得により、清潔な水の供給をはじめ、難民のための機会創出、自然災害対応など、世界の最貧国で暮らす人々の生活向上に向けた様々な支援の原資を資本市場で調達できるようになりました。
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Dec 2015エボラ復興に資金11億7,000万ドルを動員
IDAは、感染の拡大防止、公衆衛生制度の改善、経済的影響に対処している国々を支援するために資金11億7,000万ドルを動員しています。
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Apr 2014ルーマニア、世銀の最貧国向け基金であるIDAに資金供与国として参加
ルーマニアのIDAへの加盟は、貧困国の開発において新興国が重要な役割を果たすようになってきていることを明らかにしています。
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Dec 2013極度の貧困の撲滅に向けて過去最大の支援
先進国と途上国で構成されるドナー各国は厳しい経済環境にもかかわらず、極度の貧困撲滅の加速に向けて、過去最大の520億ドルの増資に合意しました。
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Jul 2013今こそ、貧困撲滅のとき
重債務国の救済から、アフガニスタンの再建、近年の世界規模の食糧/経済危機まで、世界は引き続きIDAが重大な問題に対処することを期待しています。
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May 2013脆弱国20カ国のミレニアム開発目標達成に進展
紛争影響下の脆弱国20カ国が政治的・経済的課題を抱えながらも最近、ミレニアム開発目標(MDGs)の少なくとも1つ以上の目標を達成しました。紛争影響下の脆弱国における世銀業務の大部分は、世銀の最貧国向け基金である国際開発協会(IDA)の支援を受けています。
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Mar 20132030年までに極度の貧困を撲滅
ジム・ヨン・キム世界銀行グループ総裁は国際社会に対して2030年までに極度の貧困を撲滅するという、この歴史的な機会を逃さぬよう求めています。この実現に向けて、国際開発協会(IDA)が中心となり、多大な尽力をしています。
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Nov 2012ミャンマーと世界銀行が再び連携
IDAによる8,000万ドルの贈与が、500万人分の電力に相当する120メガワットの電力供給を助け、これまで4人に1人しか電力が供給されていなかったミャンマーの暮らしと経済を一変させます。
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Nov 2012進捗を評価し、次のステップへ
IDA15の残りの期間(2010年1月から2011年6月まで)について低所得国を危機的状況から保護するための13億ドルのパイロット版危機対応融資制度が設置されました。
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May 2012干ばつの被害者支援
「アフリカの角(アフリカ北東部)」地域では1,700万人以上が、60年来で最悪の干ばつの深刻な影響を受け、飢餓が広範囲に蔓延して多数の死者が出ました。農家自身の消費する作物や家畜も失われました。IDAは影響の軽減に向けて、危機対応融資制度を通じて2億5,000万ドルを拠出しました。
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Dec 2011危機対応資金供与の迅速化
IDAは、危機的状況や緊急事態発生直後の国に対する資金供与のための新しいメカニズムを承認しました。この即時対応メカニズムにより、IDA加盟国は、対象となる危機的状況や緊急事態の発生時に、各自のIDAプロジェクトのポートフォリオの未分配資金の一部をすぐに利用することができるようになります。
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Nov 2011透明性で世界の第1位に
IDAは、ガバナンス・援助効果・情報へのアクセスを調査するシビルソサエティ団体「Publish What You Fund」(本拠:英国)による援助の透明性ランキングにおいて、58のドナー機関中第1位に選ばれました。
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Dec 2010新分野の課題に重点
IDA第16次増資期間中、IDA交渉官と借入国代表は、IDAがこれまで以上に開発成果に重点を置き、特にジェンダー、気候変動、紛争影響下の脆弱国および危機対応を重視していくことに合意しました。
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Dec 2010最貧国のための基金を増資
IDA増資額が記録を塗り替え、493億ドルに達しました。ドナー国が約束した拠出は今後3年間に途上国のミレニアム開発目標達成に向けた前進を促進するために役立てられます。
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Dec 2009韓国が未払負債を繰り上げ返済
韓国は総額3,350万ドルの未払い負債をすべて繰り上げ返済し、IDAで初めて借入国から資金供与国となりました。
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Dec 2009危機対応
IDA15の残りの期間(2010年1月から2011年6月まで)について低所得国を危機的状況から保護するための13億ドルのパイロット版危機対応融資制度が設置されました。
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Dec 2007IDA15で過去最高のドナー拠出額
IDA第15次増資でのドナー拠出額が過去最高の251億ドルに達し、増資総額は416億ドルとなりました。
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Dec 2007リベリアがIDAに対する延滞金を清算
リベリアが世銀に対する期限経過債務4億ドルを全額清算したことで、世銀との関係が「正常化」され、重債務貧困国(HIPC)および多国間債務救済イニシアティブ(MDRI)の両プログラムの下での全額債務削減の適格国となりました。
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Jul 2006多国間債務救済イニシアティブ(MDRI)の立ち上げ
MDRIによりIDAは債務削減のために40年間で約370億ドルを提供する見込みです。これはIDAがHIPCで承認済みの約170億ドルの債務削減に付加されます。
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Feb 200520年ぶりの大幅増資
IDA第14次増資の増資総額はIDA第13次増資から25%増の340ドルに達しました。このうちドナー国40か国からの拠出が180億ドルでした。
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Jul 2002IDA12への参加拡大
IDA第12次増資ではドナー国39か国からの拠出が130億ドルに上り、増資総額は前回増資から18%増の230億ドルとなりました。
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Jan 2002成果評価システムの導入
IDAが借入国の成長や貧困削減にどの程度役立っているかを評価すると共にドナー資金の効果的な利用を示すため、IDAが成果評価システムを導入しました。
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Feb 2000債務削減
ウガンダが重債務貧困国(HIPC)イニシアティブの適用第1号として債務削減パッケージを受けました。2000年にはHIPCの下でIDA適格国22か国が総額370億ドルの債務削減を受けました。
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Nov 1996HIPCファシリティの立ち上げ
世界の最貧国の債務削減支援のため、重債務貧困国(HIPC)ファシリティが資本5億ドルで設置されました。
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Dec 1992IDA第10次増資が完了
IDA10では、ドナーが貧困削減プログラムへの融資拡大を求め、220億ドルが調達されました。
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Mar 1990債務削減ファシリティが開始
ボリビアが債務削減ファシリティの適用第1号となり、対外債務返済のために910万ドルを受領しました。
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Dec 1989IDA第9次増資で過去最高額
1991年から1993年を対象とするIDA9で、ドナー国31か国およびスイスから過去最高となる155億ドルが拠出されました。
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Aug 1989債務削減ファシリティの設置
IDA適格国の対外商業債務返済を助けるファシリティが設置されました。現在までに22か国で25件のプロジェクトを支援しています。
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Sep 1982「IDA Retrospective」を刊行
厳しい経済情勢に直面し、A・W・クローセン世界銀行総裁がIDAの業績に関する調査を命じました。
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Aug 1982新規ドナーがIDA増資に拠出
総額126億ドルが調達されたIDA第6次増資では、既存ドナー26か国に加えて新たに7か国(アルゼンチン、ブラジル、ギリシャ、メキシコ、ポルトガル、ルーマニア、ベネズエラ)が拠出しました。
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Jan 1974オンコセルカ症の撲滅
オンコセルカ症根絶を目指した国際的連携がアフリカの11か国で開始されました。2002年までに、この衰弱性疾患から数百万人を救うことに成功しました。この取組みにより、かつてオンコセルカ症感染が広がった250万ヘクタールの土地で農業への道が開かれることにもなりました。オンコセルカ症撲滅のために構築された流通網は、今後、他の重大な介入策の提供にも利用されます。
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Jan 1971IDAの最初の復興融資
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May 1961ホンジュラスが最初のIDA融資を受領
最初のIDA融資(融資第0001号)の借入国はホンジュラスで、高速道路の建設・保守のため900万ドルを受領しました。
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Sep 1960IDAの活動開始
当初資本金9億1270万ドル、加盟国15か国でIDAが設立されました。現在、IDAは世界の最貧国79か国に対する最大級の援助機関であり、最貧国における基本的な社会サービスのためのドナー資金の提供機関としては最大となっています。
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Feb 1960IDAの目的を定義
世界の低開発地域に対して無利子の贈与や融資など柔軟な条件で資金を提供することにより経済開発の促進と生活水準の向上を図ることが、IDAの目的です。
必要不可欠な保健医療サービスを受けた人数 (2011~2020年度)
新規採用または研修を受けた教師の数 (2011~2020年度)
予防接種を受けた子供の数 (2011~2020年度)
改良された水源へのアクセスを確保した住民の数 (2011~2020年度)