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債務

世界銀行グループ(WBG)は支援対象国と連携し、各国が、債務負担が原因で貧困削減への取組みや基本的な政府機能を損うことがないよう支援を行っています。そのために世界銀行・IMFが共同で設けているのが低所得国向け債務持続可能性フレームワーク(DSF)(英語)で、IDA支援適格国に対して、途上国の債務管理能力の強化に特化したWBGの信託基金「債務管理ファシリティ(DMF)」(英語)が活用されます。

債務の持続可能性とグラント

債務持続可能性フレームワークでは、債務持続可能性分析(DSA)(英語)と呼ばれるツールを用い、支援対象国が債務リスクの度合いに基づき分類されます。IDAは、債務リスクの格付けを「信号機」の3色を使って表示し、国別にグラントと譲許的融資の割合を決定します。グラントの割合は、高リスク、又は過剰債務と判断された国(赤信号)については100%、中程度のリスクと判断された国(黄信号)は50%をグラントで受け取ることができますが、低リスクとされた国(青信号)にはグラントの提供はありません。IDAは、その国が抱える債務リスクの度合いに沿ってグラントの割合を決めることにより、対外債務の持続可能性を回復または維持し、それを基に今後の援助の見通しを立てています。

持続可能な開発金融政策(SDFP)

2020年7月1日以降、すべてのIDA支援対象国は持続可能な開発金融政策(SDFP)の対象となります。 SDFPは、対外公的債務の累積に対処するために2006年から施行されている非譲許的借入政策(NCBP)に代わるものです。 SDFP は、最新のNCBPによる評価により設計されました。

SDFPは、持続可能な形で資金を借り入れるインセンティブを途上国に提供するとともに、IDAやその他の債権者間の調整を促進することを目的としています。この政策には(1)インセンティブと政策措置を通じてIDA融資適格国の債務関連の脆弱性に対する効果的な対処を支援する債務持続可能性強化プログラム(DSEP)、(2)債務に関するリスクへの対処や、IDAのグローバルプラットフォームと関連組織との連携を促進する役割にもとづく債権者間の情報共有、対話、調整を行う債権者アウトリーチプログラム(PCO)、の2つの柱があります。

SDFPについて詳しくはこちらをご覧ください。
SDFP文書 (英語)
IDA融資適格国の債務関連の脆弱性への対処(英語)

譲許性とグラント・エレメントの算出

低所得国は、WBGの融資に占める贈与的要素(グラント・エレメント)のレベルを、オンライン上のグラント・エレメント算出ツールを使って確認することができます。

関連イベント

  • ラテンアメリカ・カリブ海地域におけるIDA諸国との協議– 2020年2月20日
  • 大洋州地域におけるIDA諸国との協議– 2020年3月4日
  • 南部・中央・東部アフリカ地域におけるIDA諸国との協議– 2020年3月19日