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資金の管理

IDAの資金配分方法

IDAの74の融資適格国の譲許的資金に対するニーズは非常に切実です。しかし、ドナー国が合意して決定した金額の融資は、各国のニーズに及ばない傾向があります。そのため、IDAはそれぞれの融資適格国に限りある財源を配分しなければなりません。貧困削減に最も貢献する分野に資金を集中させるために、借入国の政策面での実績と制度面の能力に応じた配分を行います。

国別配分はIDA19で利用可能な資源の約4分の3を占め、IDAの活動基盤として使途の定められていない支援を融資適格国に提供します。IDAの残りの支援は、特定の優先分野に対処するための専用の資金調達ウィンドウを通じて提供されます。

 

適格性

IDA資源の借入資格判定にあたっては、以下の2つの基準が用いられます。

  • 相対的貧困。一人当たり国民総所得(GNI)が毎年更新される既定の境界値(2020年度は1,185ドル)を下回っている国。
  • 市場の条件で借り入れるだけの信用力がないため、国の開発プログラム実施に必要な資金を調達するために譲許的資金を必要としていること。

配分基準

融資適格国間のIDA資源配分を決定する主な要素は、各国の経済成長と貧困削減促進政策の履行実績です。これは国別政策と制度評価(CPIA)(英語)によって評価されますが、CPIAは資源配分の目的上ではIDA資源配分指標(IRAI)と呼ばれています。IRAIとポートフォリオ実績とでIDA国別実績格付(CPR)を構成しています。またCPR以外に、人口と一人当たり所得もIDA配分を決定する要素となります。2005年から、CPRに加えてIRAIの数値も開示されています。

パフォーマンスベースの配分(PBA)は、人口と1人当たりの収入がCPRとともに考慮されます。 PBAプロセスの詳細については、IDA第19次増資報告書の付属書2(英語、PDF)を参照してください。 PBAはIDA19から、脆弱性・紛争・暴力(FCV)のリスクに直面している国々に資金配分される新たなエンベロープにより補完されています。

IDAの資金調達ウィンドウ

IDA支援適格国は、IDAの5つの資金調達ウィンドウと再融資を通じて、追加資金を利用することができます。各ウィンドウには、それぞれの規則と適格基準が定められています(詳細は、IDA19増資報告書の付属書を参照してください)。

  • 地域ウィンドウ:開発課題に対する地域戦略を促進
  • 危機対応融資制度:IDA支援適格国の外因性の自然災害や経済ショックに対する対処能力を強化
  • スケールアップ・ウィンドウ:変革プロジェクトにより多くの資金を必要としているIDA支援適格国に、非譲許的条件で追加の資金を提供
  • 難民・受入コミュニティ・ウィンドウ:IDA支援適格国における難民と受入トコミュニティの両方に対し、開発目標の達成への取組みを支援
  • 民間セクター・ウィンドウ:脆弱性・紛争の影響下(FCS)にあるIDA支援適格国への民間セクター投資の増加を動員​​
  • 延滞債務暫定免除措置:IDA支援適格国に世界銀行からの融資を再開するための特別な支援を提供