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グラント・エレメントの算出

グラント・エレメントの算出式(英語、PDF)

グラント・エレメント算出ツール
融資の詳細を入力すると、その融資に占める贈与的要素(グラント・エレメント)を確認できます。

定義

「譲許性」

融資の譲許性は「グラント・エレメント」によって測定されます。グラント・エレメントとは、融資の名目価値(額面価値)から、借手が支払う将来の元利返済額の割引現在価値を引いた額であり、融資の額面価値に占める割合として表現されます。融資の利率が割引率よりも低い場合、債務の現在価値は額面価値より小さくなり、その差額が融資のグラント・エレメントとなります。

「据置期間」

融資承諾日から第1回の元本返済日までの期間(DAC、OECD)。

「インターバル」

融資承諾日から第1回の元本返済日までの期間から、1回の返済間隔をマイナスした期間(DAC、OECD)。

 

割引率

IMFと世界銀行は、低所得国に対する債務政策において、割引率を主に2つの目的で利用しています。

  • (i)世界銀行の非譲許的借入政策及びIMFの債務上限政策の実施時に融資の譲許性を評価するため(「グラント・エレメント」算出ツール)
  • (ii)低所得国向け債務持続性フレームワーク(DSF)において債務の現在価値を算出するため

2013年10月11日、IMFと世界銀行の理事会は新しい簡潔なグラント・エレメント算出手法を採用しました。これは通貨ごとの「市場貸出基準金利」(CIRR)や償還期間をもとに割引率を算定していた従前のシステムを置き換えるもので、固定の割引率を一律に用いて、個別の融資のグラント・エレメントを算出します。

新しい割引率は5%に設定され、全ての融資について、計算は米ドル建てで行われます。